NTTドコモは30日、2014-2015年冬春モデルスマートフォンとして「Xperia Z3 SO-01G」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を10月下旬に発売すると発表した。高解像度ディスプレイ、新しいGレンズを搭載したカメラ、ハイレゾ・オーディオ対応、PS4リモートプレイ機能など、ソニーが持つカメラ、AV、エンタテインメントの技術を結集したスマートフォンになっている。
Xperia Xperia Z3 SO-01Gは約5.2インチサイズのAndroidスマートフォン。丸みをもたせたアルミフレームと強化ガラスを組み合わせ、厚さ約7.3mm、重さ約152gとサイズの割に薄型・軽量に仕上がっている。
カメラには、約2070万が素のイメージセンサーExmor RS for mobile、イメージセンサーで受け取った情報を描写する画像処理エンジンBIONZ for mobile、広角撮影が可能な焦点距離25mmの新しいGレンズを搭載する。また、Xperiaシリーズ初となるISO 12800の高感度撮影に対応し、進化した電子手ブレ補正により、従来以上に薄暗い環境下でもノイズを押さえた静止画、手ブレを押さえた動画撮影が行えるという。
オーディオはCDを上回る情報を持つハイレゾ音源に対応。対応ヘッドフォンで手軽に楽しむことができる。また、MP3やAACなどの圧縮音源をハイレゾ音源相当の音質にアップスケーリングするDSEE HX技術も搭載する。さらに、最大約98%のノイズを低減するデジタルノイズキャンセリング機能も備え、対応ヘッドセットやヘッドフォンを接続することで、音楽や映像の再生時などに周囲の騒音を低減できる。
ディスプレイは、外光下でも見やすくなるように、一定の明るさを感知すると、コンテンツに合わせて明るさやコンテンツの階調を自動調節を行う。また、明るく鮮やかなトリルミナスディスプレイ for mobileで繊細な色の違いを鮮やかに描き、赤や緑の色域を広げるLive Color LEDにより中間色まで色彩鮮やかに描き出せるという。さらに、ソニーの超解像技術X-Reality for mobileによりデータの圧縮等で生じる画素の劣化も自動で補正する。
このほか、スマートフォン初となる「PS4 リモートプレイ」機能に対応。PS4と同一のネットワークにスマートフォンを接続することで、スマートフォン上でプレイステーションを楽しむことができる。同機能は11月リリース予定。
同端末の主な仕様は以下のとおり。OSはAndroid 4.4、CPUは2.5GHzクアッドコア、ディスプレイ解像度は1920×1080ピクセル。RAMは3GB、ROMは32GB。カメラはメインが約2070万画素、フロントが220万画素。
通信面ではWi-FiがIEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、NFC、DLNA、ワンセグ/フルセグ対応。赤外線通信には非対応。外部接続はmicroUSB、MHL、ヘッドセット接続端子に対応。防水防塵は、IP5/8相当の防水、IP6X相当の防塵性能も備える。サイズ/重量は、約146mm×約72㎜×約7.3㎜/約152g。