トヨタ自動車は29日、セダン「プレミオ」と「アリオン」に燃費性能や安全性を向上する装備を追加するなどの一部改良を施して発売した。
今回の一部改良では、1.5L・2WD車にアイドリングストップ機能「Toyota Stop & Start System」を搭載することで、JC08モード走行燃費19.2km/Lの低燃費を実現。「平成27年度燃費基準+10%」を達成するとともに、「平成17年度基準排出ガス75%低減レベル」の認定とあわせ、「エコカー減税」の対象となっている。
また、車両安定性を確保する横滑り防止装置「S-VSC」や、坂道で発進する際の車両後退の不安を軽減する「ヒルスタートアシストコントロール」を全車に標準装備。4WD車には、走行状態に合わせて最適なトルクを後輪に配分することで、安定した走りを追求する電子制御式のアクティブトルクコントロール4WDが採用されている。
価格は、プレミオが184万7,782円~284万400円、アリオンが183万6,982~278万9,345円(いずれも税込)。
あわせて、「プレミオ」と「アリオン」をベースとした福祉車両「ウェルキャブ(メーカー完成特装車)」についても、ベース車と同様の改良が施されて発売されている。