クラウドソーシングサービス・シュフティを運営するうるるはこのほど、全国在住で子育て中の25歳~44歳の主婦600人を対象に実施した「子育て主婦のお仕事に関する意識調査」の結果を明らかにした。調査期間は4月。
まず、自身の1カ月のお小遣いについて聞いてみると、5,000円未満(29.8%)が最も多い結果となった。一方、子ども1人あたりの出費については、36.8%が「1~3万円」と回答しており、自分よりも子どもにかける金額が多いことがわかる。
節約以外で自分ができる貢献(仕事やポイント集め)について金額換算してもらったところ、「1,000円~5,000円未満」が最も多く(20.7%)、次いで「2~4万円未満」(17.1%)となった。
家事や育児の間に在宅で仕事ができる時間について尋ねると、「2時間~4時間未満」が38.3%で最も多く、次いで「1時間~2時間未満」(32.5%)、「4時間~6時間未満」(13.5%)が続いた。
次に仕事探しに関して聞いたところ、「働いておらず、仕事探しをしていない」と答えたのは8.8%のみにとどまり、約7割が「現在は働いていないが、条件が合う仕事を探している」と回答した。
働いている、あるいは仕事を探している人に希望する仕事のスタイルを尋ねると、「できる範囲で家計の足しに稼ぎたいほどほど派」と「仕事と家庭生活を両立しながら稼ぎたい欲張り派」の合計が9割で、家事と仕事の両立ができる働き方に関心が高いことがわかった。
具体的に仕事選びで優先する事について聞いたところ、「時間の融通」(76.8%)、「家からのアクセス」(62.8%)が上位となった。また、結婚後の求職活動での苦い経験について聞くと、これらの優先項目がかなわず不採用だったり、子供がいるという理由で不採用になったりした経験などがあげられた。