アイドル発掘オーディション「ミスiD2015」のお披露目イベントが27日、都内で行われ、グランプリの金子理江、水野しずら受賞者11人が出席した。
今年で第3回目となる「ミスiD2015」は、講談社が主催するアイドル発掘オーディション。第1回でモデルの玉城ティナ、第2回でSKE48・松井玲奈が大ファンだと公言する蒼波純を輩出したグランプリには、全国から集まった約4,000人の応募者の中から、金子と水野が選ばれるW受賞となった。
最終審査で約8時間もの大遅刻をしてしまったにも関わらず、グランプリを受賞した16歳の金子は、「このステージに立つ前は色々あった。すごくうれしくて本当に驚いています」と感激の涙を流し、「グランプリを獲った以上、選んで間違いなかったと言われるように、もっともっと頑張ります!」と意気込みを。一方、妖艶なクレオパトラのコスプレで観客の目を釘付けにし、“キモ美しい”と称された25歳の水野は、なぜかショートコントを披露。あっけに取られる観客を前に、「どういう気持ちになって良いのか分からない。愛が欲しいんですよー!」と叫んで笑わせていた。
そのほか、「ミスiD2015」には、黒宮れい、緑川百々子、近藤那央、篠崎こころ、都丸沙也華、山田愛奈、来夢の7人、「VoCE賞」には、マーシュ彩、都丸、山田の3人、「すべての女の子はアイドルである賞」には、元あやまんJAPANのファンタジスタさくらだ、男装アイドルの深海誉の2人が選出。ド派手な衣装で登場したさくらだは、「女の子を虐げるものはすべてクズ。『ミスiD』をきっかけに、すべての女の子が自由に才能を発揮してくれれば」と胸を張ってあいさつし、過去最高に揉めたという審査に参加した吉田豪は、「ガチバトルもあり、相当殺伐とした審査だった。それを含めて面白いコンテストだった」とオーディションを振り返っていた。