日本アルコンはこのほど、1日使い捨てタイプのコンタクトレンズを使用している、20歳~44歳の働く女性300人を対象に実施した「瞳とコンタクトレンズ」に関するアンケートの結果を明らかにした。調査期間は8月。
1日に平均何時間くらい、「1日使い捨てコンタクトレンズ」を装用しているか尋ねたところ、「7~12時間」が54.7%と半数以上を占めた。さらに装用時間が長い「13~18時間」と回答した人は、41.1%だった。
「1日使い捨てコンタクトレンズ」の装用において気になっている悩みについて聞くと、「価格」(55.3%)に次いで、「目の不快感」(45.7%)が2位だった。目の不快感を改善したいかという問いに対しては、97.8%が「はい」と回答している。
具体的にどのような不快感を抱いているか尋ねると、89.1%が「目の乾燥」と回答した。2位は「目がゴロゴロする」(57.7%)、3位は「目が疲れる」(53.3%)。不快感についてどのような対処を行っているか聞くと、76.1%が「市販の点眼薬(目薬)を自分で購入して使用」と回答した。眼科で処方された点眼薬を使用している人も19.6%見られた。
「1日使い捨てコンタクトレンズ」をつけた後、日中、不快感を感じ始めるのは何時頃から尋ねると「15時~16時台」(33.6%)が最も多かった。次いで多かったのは「17時~18時台」(24.1%)で、夕方から目の不快感を覚える人が多いようだ。
一方、コンタクトレンズを取り外す時間について聞くと「21時~22時台」(32.1%)が最多だった。「不快感を感じ始めた時間」「取り外す時間」の回答をクロス集計したところ、不快感を抱いてから2時間以上付けていると想定できる人は84.0%、4時間以上付けていると想定できる人は66.0%、6時間以上付けていると想定できる人は39.0%となった。
コンタクトレンズ装用時の不快感が改善されるとしたら、現在よりもお金をかけても良いと思うか尋ねたところ、61.2%が「はい」と回答した。どれくらいの金額までなら追加で払っても良いと思うか聞くと、41.5%が「500円~1,500円未満」(片目あたり)と回答している。