ミュージシャンでギタリストの布袋寅泰を特集したムック『布袋寅泰ぴあ』(1,620円)が、30日から全国発売される。

(C)ぴあ/皆川聡

同ムック本は、"GUITARHYTHM"を掲げたソロデビューから25周年を迎えた布袋の魅力を伝える一冊。ギタリスト、シンガーソングライター、音楽プロデューサーなど多岐にわたる活動を振り返るほか、10月1日に発売される最新アルバム『New Beginnings』、同月17日から開催する全国ツアー「TOMOYASU HOTEI JAPAN TOUR 2014―Into the Light―」の内容が紹介されている。

2012年に英・ロンドンに活動拠点を移し、海外でのライブキャリアを積み重ねてきた布袋は、日本凱旋となる全国ツアー『TOMOYASU HOTEI JAPAN TOUR 2014―Into the Light―』への想いをロングインタビューで明かしている。また、今年3月には、ザ・ローリング・ストーンズの東京ドーム公演にゲスト出演するなど、スター街道を走り続ける布袋だが、移住後の海外音楽活動での苦悩、海外マーケットを視野に入れた約1年半ぶりの最新アルバム『New Beginnings』についてのリアルな心境も語っている。

「バンドを始めた時と同じ気持ちで、新たな音楽活動に挑み、この夏は一人でも多くの人に自分の音楽を聴いてもらうため、音楽フェスにも積極的に参加し、新たな作品も海外のスタッフと真剣勝負した」と移住後の生活を振り返る布袋は、同ムックの発売にあたり、「2年前に移住したロンドンでの毎日が、今の自分のすべてだ。アニバーサリーを祝うことよりも、今の自分の姿が出たらいい。守るべき精神と更新してきた自分が感じられる本になったと思う」とコメントを寄せている。

また、同ムック本ではそのほかに、海外でのライブやフェスティバルなどを豊富な写真とともに追った徹底レポート、盟友の音楽プロデューサー・亀田誠治とのスペシャル対談、BUCK-TICKの今井寿、氣志團の綾小路翔ら布袋とゆかりのある人物からのコメントも紹介している。