スコット・クーパーがメガホンをとり、レオナルド・ディカプリオとリドリー・スコットが製作を務める『ファーナス/訣別の朝』(9月27日公開)で、主人公ラッセルを演じたクリスチャン・ベイルのインタビュー映像が26日、公開された。

主人公ラッセルを演じるクリスチャン・ベイル

本作は、家族、恋人を失い絶望のふちに追い込まれる男の孤独な戦いを描いたアメリカン・クライムドラマ。『ダークナイト』のバットマン役で世界に名をとどろかせ、『ザ・ファイター』でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演男優賞を受賞したクリスチャン・ベイルが、ある夜を境に闇の底へと落ちていく主人公ラッセルを演じる。

そしてこのたび、クリスチャン・ベイルが本作への思いを語ったインタビュー映像が公開。本作への出演は脚本が決め手になったというベイルは「心を奪われ、本を読むように楽しめた。とても珍しい事で、筋が通った脚本全体に惹き込まれた」と語る。また、「どのキャラクターも完璧に信頼でき、役者が姿を消している」と個性的な共演者たちを絶賛。そして、「スコット・クーパー監督が作り出してくれた現場の空気、ロケ地であるブラドックでの地元住人との撮影も特別なものとなった」と振り返る。

さらに、「この特別な映画に関われて本当にうれしい。役者人生の中で最高の経験の一つとなった」とまで言い切るクリスチャン・ベイル。映画デビューを飾ったスティーヴン・スピルバーグ監督作『太陽の帝国』(86)をはじめ、クリストファー・ノーラン監督作『ダークナイト』シリーズ(05、08、12)、デイヴィッド・O・ラッセル監督作『アメリカン・ハッスル』(13)など、名だたる監督・俳優と仕事をともにしてきた彼が、本作への特別な思いを明かした。

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