アイ・オー・データ機器は9月25日、コンテンツ保護規格「SeeQVault」(シー・キュー・ボルト)に準拠した録画用の外付けハードディスク「AVHD-USQ」シリーズを発表した。希望小売価格は2TBモデルが21,000円、3TBモデルが25,500円(ともに税別)。10月末の出荷を予定している。

AVHD-USQ シリーズ

SeeQVaultはSDカードやHDDなどに、デジタル放送をハイビジョン画質のまま録画・保存するためのコンテンツ保護規格。従来の録画対応HDDでは、録画時に接続していたテレビやレコーダーのみでしか再生できなかった。SeeQVault対応HDDでは、ほかのSeeQVault対応機器に接続して再生することが可能となるため、テレビやレコーダーの買い替えによって録画してきた映像資産がムダにならずに済む。

AVHD-USQ シリーズは、同日パナソニックから発表された「ビエラ」のSeeQVault規格準拠モデルに対応している。なお、AVHD-USQ シリーズは24日に掲載したAVHD-AUSQ シリーズとは異なる製品群となっている。