ベンキュージャパンは25日、超短焦点プロジェクタ「W1080ST+」と、レンズシフト機能を搭載した「W1070+」の2モデルを発表した。10月15日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は「W1080ST+」が128,000円前後、「W1070+」が104,800円前後。

W1080ST+

W1080ST+

1.5mの距離から100インチの画面を投写できる超短焦点プロジェクタ。1,920×1,080ドット(フルHD)解像度に対応し、縦横±20度の台形補正が可能。設置の自由度が高くなっている。ランプの長寿命化が可能なスマートエコモードにより、ランプ寿命を最大6,000時間まで延長する。

そのほかにも中間色の輝度を向上させる「BrilliantColor」に対応。ISF認定も取得しており、ISF認定を受けた映像調整エンジニアによるカラーキャリブレーション調整を行うことができる。

オプションの3D専用メガネ「3DGS-02」を使うことで3D映像も視聴可能。対応3D方式は、フィールドシーケンシャル / フレームパッキング / トップ&ボトム / サイドバイサイドフォーマットなど。NVIDIAの3DTV PLAYにも対応する。

主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が2,200ルーメン、コントラスト比が10,000:1、光源が240W、光源寿命が標準で最大3,500時間、エコノミーで最大5,000時間、スマートエコで最大6,000時間、画面サイズが38~300型で、アスペクト比が16:9、投写距離が40インチで約0.61~0.73m、60インチで約0.91~1.09m、80インチで約1.22~1.46m、100インチで約1.52~1.82m、対応解像度が640×480(VGA)~1,920×1,080ドット(1080p)。

映像入力インタフェースはHDMI×2(内1基はMHL対応)、D-Sub×1、コンポーネントビデオ×1、コンポジットビデオ×1。10Wのスピーカーを搭載する。投写位置はフロント / リア / テーブル / 天吊り。光学ズームは約1.2倍、2倍のデジタルズーム機能も搭載する。本体サイズはW312×D244×H104mm、重量は約2.85kg。

W1080ST+

「W1080ST+」

レンズシフト機能を搭載するモデル。上部のレンズ調節ネジを動かすことで、本体を動かさずに画面の位置を上下110~130%(±5%)の範囲で調整できる。縦横±30度の台形補正が可能。

基本仕様は「W1080ST+」とほぼ共通。相違点は、画面サイズが40~235型で、投写距離が40インチで約1.02~1.33m、60インチで約1.52~1.98m、80インチで約2.03~2.64m、100インチで約2.54~3.3m。光学ズームは約1.3倍、重量は約2.75kg。