キヤノンは24日、DLP方式を採用したポータブルプロジェクタ「LV-WX300」など4モデルを発表した。9月29日より順次発売する。価格はオープン。

LV-WX300 / LV-X300

LV-WX300 / LV-X300

「LV-WX300」は、明るさ3,000ルーメンのポータブルDLPプロジェクタ。1,280×800ドット(WXGA)解像度に対応し、本体がコンパクトで重量が2.8kgとプロジェクタとしては軽量なため、部屋を移動して設置するのに最適なモデルとなっている。RGBの3原色にシアン / イエロー / 白を追加した6色カラーホイールにより、中間色の彩度を上げ高画質映像を投写する。

投写映像内に時間経過を知らせるタイマーを表示でき、プレゼンテーション時の時間管理がしやすい。また、設定した時間で自動的にシャッタダウンするスリープタイマー機能も搭載する。

DLP-Linkシステムを使用しての3Dコンテンツ視聴にも対応し、受信した3D信号を内部でフレームシーケンシャルパターンに変換して表示する。対応する信号方式はフレームシーケンシャル / フレームパッキング / トップアンドボトム / サイドバイサイド。

主な仕様は、映像素子がDMD(1枚)、画素数が1,280×800ドット(WXGA)、輝度が3,000ルーメン、コントラスト比が2,300:1、光源が超高圧水銀ランプ190W、光源寿命がエコモードで最大6,000時間、映像サイズがワイドで60~150型、テレで60~120型、対応解像度がアナログでVGA~UXGA、デジタルで480i~1080p。

映像入力インタフェースはHDMI×1、D-Sub×2、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1。10Wのスピーカーを搭載する。本体サイズはW282×D232×H114.5mm、重量は約2.5kg。

「LV-X300」は、1,024×768ドット(XGA)解像度に対応するモデル。その他の仕様は「LV-WX300」とほぼ共通となっている。

LV-WX300ST / LV-X300ST

「LV-WX300ST」 / 「LV-X300ST」

「LV-WX300ST」は、投写距離1.05mの距離で100インチワイド投写が可能な短焦点モデル。12月上旬より発売する。基本仕様は「LV-WX300」とほぼ共通。相違点は、光源が超高圧水銀ランプ210W、映像サイズが70~120型、重量が約2.8kg。

「LV-X300ST」は、1,024×768ドット(XGA)解像度に対応するモデル。その他の仕様は「LV-WX300ST」とほぼ共通となっている。