経済産業省 資源エネルギー庁が25日に発表した石油価格調査(22日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.4円安い166.7円となり、10週連続で値下がりした。166円台となったのは2014年6月9日以来15週ぶり。

円安が進んだものの、原油価格の下落に伴って石油元売り会社が卸価格を引き下げたことや需要低迷の影響の方が大きかったと見られる。なお、下げ幅は前週より0.1円拡大した。

都道府県別の動きを見ると、値上がりした県はゼロ、横ばいは1県、値下がりは46都道府県。最も高かったのは鹿児島県の174.6円(前週174.9円)で、以下、長崎県の172.6円(同173.3円)、大分県の171.6円(同171.9円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.4円安い177.6円で、10週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.3円安い145.0円で、同じく10週連続の値下がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より2円安い1,929円で、5週連続の値下がりとなった。