世界文化社は18日、「築地魚河岸 寿司ダネ手帖」を発売した。

メバチマグロ

サーモン

トラフグ

アマエビ

ウニ

築地市場の玄人が教える寿司の雑学

同書は、2016年に豊洲への移転が決定した築地市場働く凄腕の魚名人たちから聞き出した、寿司ネタ知識が詰まった「寿司本」。

これだけは押さえておきたいという寿司ネタを、江戸前を中心に約61種に絞り、その本質をひもとく。

「築地魚河岸 寿司ダネ手帖」表紙イメージ

鮮魚の旬や時々刻々と漁場が変わる産地についても地図入りで解説。また、その魚を美味しく食べるための食べ方も紹介するとともに、「魚の活き」についても深く迫る内容とした。

著者の福地享子氏は1998年より築地市場の水産仲卸「濱長」で働き、現在は築地市場の文化団体「築地魚市場銀鱗会」の事務局長を務める。

「築地魚河岸 寿司ダネ手帖」中面イメージ

撮影には明治22年創業「築地寿司清」の寿司職人が協力。築地の旬ダネで握った厳選江戸前寿司88貫の美しいビジュアルを盛り込んだ。

「築地魚河岸 寿司ダネ手帖」中面イメージ

版型は新書サイズで、携帯を考え汚れに強い表面加工済みの表紙を採用。英語解説付きで外国人への案内にも利用できる。頁数は192頁。定価は本体1,200円(税別)。

撮影:古市和義