シャープは24日、同社の電子ノート「WG-S20/N20/N10」と、PC画面の必要な部分だけを印刷できるキングジムの小型プリンタ「ココドリ」を連携できるソフトウェアを公開した。利用は無料で、各ソフトは同社サイトおよびキングジムのサイトからダウンロードできる。

「WG-S20」は、600×800ドットの6型液晶を搭載したデジタル文具。メモ機能やスケジュール帳を備え、PCと接続しデータをJPGやPDF形式で取り込めることが特徴となる。キングジムの「ココドリ」は、PC画面の一部のみを印刷できる小型プリンタで、印刷データの回転やトリミングなども行える。

今回、この2製品を連携させることができるソフトウェアが公開されたことで、シャープの電子ノートに書き込んだスケジュールや絵などを、キングジムの「ココドリ」で印刷することが可能となる。逆に、ココドリ専用ソフトウェアでキャプチャしたPCの画面の一部を、電子ノート専用ソフトウェア「電子ノートユーティリティ」から電子ノートに取り込むことも可能。

連携ソフトの対応OSは、いずれもWindows Vista / 7 / 8 / 8.1。

PCに取り込んだ電子ノートデータを「ココドリ」で印刷する例

画面表示中の情報を電子ノートに取り込む場合の例