東京イセアクリニックはこのほど、20~50代の男女・計158名を対象に実施した「高齢者と年齢に関する考え方と外見」に関するアンケート調査の結果を明らかにした。調査期間は9月4日~10日。
イメージする「高齢者」の年代を尋ねたところ、最多回答は「70歳以上」(38.6%)だった。2位は「65歳以上」(27.8%)、「60歳以上」(22.2%)となっている。男女別で見ると、女性の場合は「75歳以上」よりも「80歳以上」とする回答が上回っており、男性よりも女性のほうが「高齢者」をより上の年齢であると認識しているようだ。
高齢者であると感じる時や事について尋ねると、1位は「膝(ひざ)・腰・背中など身体の曲がり」で79.1%が回答した。次いで「しみ・シワ・薄毛などの外見で判断」(55.1%)、「日々の動作が遅い(階段昇降など)」(47.5%)だった。「しみ・シワ・薄毛などの外見で判断」は、女性よりも男性の方の回答率が高かった。
「高齢者」として老けて見えると感じる特徴について聞くと、1位は「体型・姿勢」(74.1%)だった。2位は「肌のたるみ」(57.6%)、3位は「シワ」(55.7%)となっている。男女別に見ると、男性は「薄毛」「白髪」といった髪の悩みよりも、「しみ・シワ・たるみ」を、 女性は「シワ」よりも「白髪」を、それぞれ老けて見える特徴ととらえている。