米Appleが24日(現地時間)にリリースした「iOS 8.0.1」アップデートに深刻な問題が見つかり、同社は数時間後にアップデートの提供を中止した。
問題のあるアップデートのバージョン番号は8.0.1(12A402)。公開直後から「携帯ネットワークに接続できない」「Touch IDが機能しなくなった」といったトラブルの報告がサポートフォーラムなどで相次ぎ、数時間後にアップデートが取り下げられた。
iOS 8.0.1には以下のようなアップデートが含まれていた。
- HealthKitアプリに関するバグの修正
- パスコードを入力した時にサードパーティのキーボードの選択が解除される問題を解決
- 一部のアプリがフォトライブラリから写真にアクセスできない問題を解決
- iPhone 6とiPhone 6 Plusの簡易アクセス(Reachability)機能の信頼性が向上
- SMS/MMSメッセージの受信時に不測のモバイルデータ使用が起こる問題を修正
- アプリ内課金でのファミリー共有の"承認と購入のリクエスト"のサポートを改善
- iCloudバックアップから着信音が復元されないことがある問題を修正
- Safariから写真・ビデオをアップロードできないバグを修正