自転車文化センター(東京都品川区)は10月7日~12月25日にかけて、特別展示「自転車が語る昭和」展を開催する。

33~34年、自転車を使った買い物風景

自転車が歩んできた歴史を振り返る

「昭和」の時代は、二度の世界大戦を経て復興を果たした日本にとって激動の時代であり、人々が活気に満ちあふれた時代。まだ自動車が普及していない時代は大きな荷物を運ぶ運搬車として活躍し、自動車が普及してからはスポーツバイクやマウンテンバイクなど、趣味やレジャーとしても幅広く使われるようになった。

今回の特別展示では昭和の各年代の自転車と資料を通じて、人々の暮らしに自転車がどのように役立ち変遷してきたのか、64年の長きに渡る昭和の歴史を自転車を通じて感じられるようになっている。

十時号1型

山口スポーツ軽快車

会場は、自転車文化センターギャラリーおよびライブラリー(東京都品川区3-3-1 自転車総合ビル1F)。時間は9時30分~17時(最終入館は16時45分)。休館日は毎週月、入場は無料。なお、9月28日までは「子ども用自転車の歴史」展を開催している。