ローソンは30日、店内で淹れたてのコーヒーを提供する「MACHI cafe(マチカフェ)」メニューの重量と価格を見直し、Sサイズで税込価格100円の「ブレンドコーヒー(160g)」と「アイスコーヒー(240g)」を発売する。「マチカフェ」は全国約9,300店のローソンに導入している(2014年8月末現在)。
Sサイズ・100円のコーヒーメニューを追加
女性ユーザーを中心に、「少量を手軽に買いたい」との要望を多く寄せられていたことから、試しやすい「ブレンドコーヒー」と「アイスコーヒー」のSサイズ(スタートサイズ)を発売する。
マチカフェの利用者の約9割がPontaカード会員であるため、会員価格(通常価格の30円引き)をベースに価格を一本化し、4月からの消費税増税により発生した1円単位の端数を切り捨てることで、複雑だった価格設定をわかりやすく改定した。
また店員が淹れたてを提供する対面サービスと、こだわりの豆やミルクの品質はそのままに、既存メニューの重量と価格も見直したという。一部のメニューでは増量し、価格を下げての提供となる。一例として、「ブレンドコーヒー(M)」(200g)が旧価格185円(旧会員価格155円)が、新メニューでは重量250gで新価格150円。「カフェラテ(M)」(170g)は旧価格216円(旧会員価格186円)が、新メニューでは重量は変わらず、新価格180円となる。
9月より東京都と神奈川県の30店舗で実験販売を行ったところ、定番商品を手軽に買えることから、1日あたりの販売数は約6割増加したという。