トヨタ自動車は、東京ビックサイトで10月1日~3日の期間に開催される『第41回 国際福祉機器展 H.C.R. 2014』に、福祉車両「ウェルキャブシリーズ」を展示するほか、年内に発売を予定している、クルマでの移動を快適にする車いす「ウェルチェア」を先行披露すると発表した。
展示車両としては、2014年初頭に発売した「ヴォクシー」と「ノア」を中心に、5月に外観変更が行われた新型ラクティスの「車いす仕様車」や、ハイエースの「車いす仕様車」、ポルテの「助手席リフトアップシート車」など、合計9台のウェルキャブを展示。その他に、ペットに対しても「移動する自由」をもっと身近にしたいという考え方のもと、同社純正ドッグ用品の展示も行われる。
ウェルチェアは、高齢者や身体の不自由な人の「移動する自由」をもっと身近にするために、乗車時の「不自然な目線の高さ」「上半身の揺れ」「お尻の前すべり」「シートベルトの装着に時間が掛かる」といった不満を解消する、同社が開発した車いす。