KDDI、沖縄セルラー電話は24日、10.5インチAndroidタブレット「GALAXY Tab S SCT21」(Samsung Electronics製)を12月上旬より発売すると発表した。同製品は、厚さ6.6mmの薄型設計が特徴。「キャリアアグリゲーション」や「WiMAX 2+」などの高速通信に対応している。

「GALAXY Tab S SCT21」

「GALAXY Tab S SCT21」は、10.5インチAndroidタブレット。ディスプレイには、Super AMOLEDディスプレイを採用し、これまでの液晶では表現が難しかった緑系の色合いをより鮮やかに表現することができる。「アダプティブディスプレイ」機能を搭載し、電子書籍などの閲覧の際には、白地部分を本物の紙のように表現し、最適な色合いに自動制御される。

デザイン面では、厚さ約6.6mm(暫定値)、重量約467g(暫定値)という薄型軽量設計で、10.5インチという大画面ながら、持ち運びがしやすくなっている。

機能面では、複数のアプリを同時に起動できる「マルチウィンドウ」機能を搭載。動画を視聴しながらインターネットを閲覧したり、ドラッグ&ドロップでmicroSDから本体にデータ移行をすることができる。また、GALAXYシリーズのスマートフォンとWi-Fi Directにて接続することで、「GALAXY Tab S」からスマートフォンを操作可能な「SideSync」機能も搭載する。これにより、タブレット操作中にスマートフォンにメールが来てもタブレット上でメールの確認等が可能となっている。

「GALAXY Tab S SCT21」の主な仕様は次の通り。OSは、Android 4.4。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージは、microSDXC(128GB)。サイズ/重量(ともに暫定値)は、幅約247mm×高さ約177mm×厚さ約6.6mm/約467g。バッテリー容量は7,900mAh。カラーバリエーションは、Dazzling White1色

通信面では、キャリアアグリゲーション、WiMAX 2+、受信時最大速度150Mbpsの4G LTE、グローバルパスポート(LTE/GSM/UMTS)をサポート。そのほか、NFC、Bluetooth 4.0、IEEE 802.11 a/b/g/n/acに準拠したWi-Fiなどに対応する。なお、おサイフケータイ、防水・防塵、赤外線通信には対応していない。

(記事提供: AndroWire編集部)