オンキヨーは9月24日、小型Hi-Fiオーディオ「CR」シリーズの新モデルとして、ネットワークCDレシーバー「CR-N765」を発表した。発売は10月上旬。希望小売価格は66,000円(税別)。
CRシリーズは、コンパクトな筐体でフルサイズオーディオ並みのクオリティを目指したCDレシーバー。CR-N765は、2012年7月に発表されたネットワークCDレシーバー「CR-N755」の後継モデルだ。
ネットワークとUSBポートからのハイレゾ音源再生に対応。DACにはAKM社の「VERITA」シリーズ「AK4490」を使用。192kHz/24bitまでのWAV/FLACファイルに対応しており、DSD 5.6MHzのネイティブ再生も可能だ。
ネットワークはDLNA 1.5に対応しているほか、インターネットラジオのradiko.jpとTuneInに対応。USBポートは、フロントパネルとリアパネルにそれぞれ1基ずつ装備。フロントのUSBポートには、iPhone/iPodをデジタル接続することが可能だ。
また、新たにフルディスクリートの「DIDRC(Dynamic Intermodulation Distortion Reduction Circuitry)」ヘッドホンアンプを搭載。動的ノイズを抑え、S/N比の高いヘッドホン再生を実現している。
定格出力は22W×2(4Ω、1kHz、THD 0.4%以下、2ch駆動時)。周波数特性は10Hz~100kHz(±3dB、LINE)となっている。USB以外の入力インタフェースはデジタル×2系統と、アナログ×3系統。出力インタフェースはアナログ×1系統に、サブウーファープリアウト×1系統を装備する。本体サイズはW215×D331×H119mmで、質量は5kg。本体色は、シルバーのほかにブラックも用意されている。
2Wayバスレフ型スピーカー「D-112EXT」のブラックカラーバージョン
また、オンキヨーでは「D-112EXT」のブラックカラーバージョン「D-112EXT(B)」も同時発表している。発売はCR-N765と同じ10月上旬で、希望小売価格は46,000円(税別、2本2組)。
D-112EXT(B)は、φ3cmリングツイーターとφ10cmウーファーを使用した2Wayバスレフ型のスピーカー。ウーファーの振動板は、不織布とアラミド繊維をハイブリッド成形したN-OMF。センターキャップ部分には、周波数特性の乱れを抑える砲弾型のイコライザーを装備している。フロントバッフルの最下部に設けられたスリットタイプのバスレフダクト「AERO ACOUSTIC DRIVE」により、スピード感の高い低域再生を実現している。
周波数特性は60Hz~100kHzで、定格インピーダンスは6Ω。定格感度レベルは84dB/W/mで、最大入力は80W。サイズはW162×D271×H267mmで、内容積は5.1L。質量は4.8kgとなっている。