ユニクロはこのほど、キッズ&ベビー向け商品展開について発表した。2014年秋冬コレクションから、取扱店舗およびアイテム数を拡大。その他にもさまざまな施策を行うという。
洗える中綿アウターも
このほど行われた「ユニクロKIDS・BABY事業戦略発表会」によると、同社は2014年の秋冬コレクションからキッズ&ベビー向け商品のアイテム数を約1.5倍に拡大。さらに、取扱店舗数を約1.6倍まで順次拡大するという。アイテム数は約450点、取扱店舗数は679店舗となる予定。また、オンラインストアでも特設サイト「ユニクロキッズコミュニティ」をスタートした。
同社は「ユニクロの考える子ども服」として、「動きやすく」「素材は心地よく」「着やすく・脱ぎやすく」「デザインを楽しく」「安心で安全に」という5つのポイントを挙げており、展開するアイテムもこれらを反映したものとなっている。
ベビー向けアイテムはこれまで肌着中心の展開だったが、外に着せていけるアウターウエアも充実させる。
ユニセックスなデザインが多かったキッズ向けアイテムは、2014年秋冬からは「BOYS」と「GIRLS」を明確に区別してラインアップ。特に「GIRLS」はこれまでと比べて2倍のアイテム数となり、カーディガンやスカート、ワンピースなど、より女の子らしいアイテムを充実させるとのこと。東レと共同開発した新素材を使い、手洗いで洗濯できる中綿アウターも展開する。
また、有名ブランド「ヘルムート・ラング」のデザイナーが手がける新シリーズ「URBAN SWEATS」でもキッズ向け商品を提供し、子どももスタイリッシュなファッションを楽しめるようなアイテムを展開。2012年まで展開していた「UNDERCOVER」とのコラボレーションシリーズ「UU」もキッズ限定で復活するという。
ほかにも、スマートフォンでTシャツをデザインできるサービス「UTme!」にキッズサイズを追加。ユニクロの服をデコレーション・丈詰めできるサービス「MY UNIQRO」でも、キャラクターをモチーフにしたワッペンなどキッズ向けのデコレーション素材を充実させる。