eコマース運営支援企業のSAVAWAY(サバウェイ)は24日、同社が提供するECショップ向け業務管理パッケージ「サバスタ」を利用しているネットショップのシステム利用状況をもとに、主要ショッピングモールへの出店割合の変化に関する調査を行い、その結果を発表した。
今回の調査では、サバスタを利用する全企業の中から任意に抽出した店舗、2011年10月末で439店舗、2014年8月末で520店舗を調査対象とした。
それによると、2011年10月末~2014年8月末の約3年間で、楽天へ出店する店舗は97%から93%へ、Yahoo!ショッピングへ出店する店舗は75%から71%へ、それぞれ微減しているのに対し、Amazonへ出店する店舗は39%から56%と、17ポイントも増加していた。
また、新興のポンパレモールは0%から16%へ、ヤフオク!も0%から5%へ、ともにネットショップの出店割合が増えていた。
同社は、Amazonに出店する店舗の割合が急拡大していることについて、「日本のネットショップの集客方法が、巨大モールへの一極集中から、様々な販促の場へと徐々に拡散していく兆候の現れである可能性もあります」と分析している。