パナソニックは22日、カセットテープを模したデザインのICレコーダー「RR-SR30」を発表した。発売は10月17日。価格はオープンで、推定市場価格は税別9,000円だ。
RR-SR30は、カセットテープを模したデザインとなっており、カセットテープに親しんできた人やICレコーダー初心者にも使いやすいICレコーダー。録音・再生時には画面に表示されるリールハブが回転する仕様だ。録音は内蔵されたステレオマイクで行う。録音した音声は直径28mmのスピーカー×2個で再生できるが、本体での再生はモノラルとなる。
録音した日付で音声ファイルを検索できる「日付検索機能」、設定した情報などを音声で知らせる「音声ガイド」機能、0.7倍速の「遅聞き機能」、1.5倍速の「速聞き機能」などを搭載。用途に応じて標準モード(MP3 192kbps、ステレオ)、長時間モード(MP3 96kbps、モノラル)が切り替えられるようになっており、標準モードでは約90時間、長時間モードでは約180時間の録音が行える。
主な仕様は以下の通り。本体サイズはW109.6×D17×H69.2mm、重量は106g(電池含む)。スピーカーサイズが直径28mm、最大出力が330mW(モノラル)となっている。接続インタフェースはヘッドホン出力、スピーカー出力、マイク入力を備える。内蔵メモリの容量は8GB。電源には単4形アルカリ乾電池2本を使用し、連続使用時間は長時間モードの録音時で約44.5時間となっている。