エールフランス航空のパイロット組合によるストライキの影響で、9月15日から22日までの予定で同社の一部フライトが欠航となっていたが、そのストライキが26日まで延長される見通しとなった。なお、HOP、KLMオランダ航空、デルタ航空等の他社運行によるエールフランス便は通常通り運航予定となっている。

2014年9月23日10時現在、欠航が決まっている日本発着便は以下(日付は出発地ベース)。

9月24日
AF279便)羽田発07:35・パリ着13:20
AF293便)羽田発22:15・パリ着翌25日4:00
AF291便)関西発11:30・パリ着17:00
AF276便)パリ発13:40・成田着翌25日08:35
AF274便)パリ発23:25・羽田着翌25日18:20

9月25日
AF275便)成田発11:45・パリ着 17:10
AF293便)羽田発22:15・パリ着翌26日4:00

その他の路線については、同社サイトの「運航情報」から確認できる。

Diard法の適用により、ストライキが施行される48時間までに、ストライキを実施するパイロットのより正確な人数が事前に把握できる見込みとなっている。今後のフライトについては、出発時間の24時間前までに運航スケジュールの調整を行って告知し、予約記録に連絡先を記している人には、SMSもしくはEメールでも連絡する。

変更など手続きは10月12日までに

9月15日から9月26日の間にエールフランスの運航便を利用予定の乗客は、下記の条件で予約の変更を受け付けており、それぞれ10月12日までに手続きが必要となる。

10月12日までの間に運航されるフライトに変更を希望する場合、購入した航空券と同じキャビンクラスへ無料で対応する。乗客自身でウェブサイトの 「予約の確認・変更」、モバイルサイト、もしくは航空券を購入したところで変更できる。

10月13日より先の旅程変更、出発地または目的地の変更、もしくは旅行を中止する場合は、エールフランス航空およびKLMオランダ航空便で利用できるクーポン(1年間有効)が発行される。その場合、航空券を購入したところに問い合わせが必要となる。

予約のフライトがキャンセルまたは5時間以上の遅延の場合、航空券の全額の払い戻しをする(航空券発券時の手数料は除く)。その場合、航空券を購入したところに問い合わせが必要となる。