日本ヒルズ・コルゲートとPetwellは、2月に、犬・猫のペットオーナー計403名を対象に、「日本のペットの幸福度調査」を共同で実施した。
うちのコはそこそこしあわせ
「あなたのペットはどの程度しあわせだと思うか」とペットオーナーに質問したところ、10点満点中、犬オーナーで平均7.45点、猫オーナーで7.39点という結果となった。飼い主が思うペットの「しあわせ指数」は7点台で「そこそこ」といったところのようだ。
甘えられるとついつい…
犬オーナーも猫オーナーも、ペットの健康のため「寄生虫の予防やワクチン接種」と並んで「食事の栄養管理」への関心は高い。その一方で、「ねだられた時、甘えられた時」と「寂しい思いをさせた時」に、ついフードやおやつを与えてしまうことがわかった。動物行動学者で獣医師の入交眞巳氏によると、「ペットが欲しがるからとむやみに与えていると、肥満して、いずれは健康を害することに。今はよくても、あとで後悔することになる」という。
ペットの3分の1が肥満もしくはその予備軍
愛犬・愛猫の体型については、「ぽっちゃり」と「ややぽっちゃり」と答えた人が、犬オーナーで36.1%、猫オーナーで33.1%に上った。獣医師の調査では、肥満ペットのオーナーの約半数は「肥満の自覚がない」とのデータも出ており、オーナーの自己診断以上にペットの肥満はまん延しているという。