10月17日スタートの榮倉奈々主演ドラマ『Nのために』(TBS系 毎週金曜22:00~22:54/初回は15分拡大)の撮影現場を、原作者の湊かなえ氏が訪問したことがこのほど、明らかになった。

左から窪田正孝、榮倉奈々、湊かなえ、三浦友和

湊かなえの同名小説を原作とする本作は、超高層マンションの一室でそこに住む野口夫妻の変死体が発見された殺人事件の真実を解き明かしていく純愛ミステリー。9月上旬から半月間に渡り、瀬戸内海の小豆島などでロケが行われ、小豆島での撮影期間中に、湊氏が撮影現場を訪れた。湊が訪問したのは、榮倉演じる高校生の希美と窪田が演じる同級生・成瀬が暮らす青景島で行われた祭りのシーン。「とても幸せなシーンを見させていただいて、すごく幸せに見えた分、この先の展開が…」と語った。

湊はまた、榮倉に対して「希美は誰よりも強くて、誰よりも弱い女性。榮倉さんはどちらの面も見せてくれる女優さんだと思っている」と話し、窪田正孝には「成瀬くんは、希美にとって心のよりどころになる一人。実際に窪田さんにお会いして、自分が思い描いていた以上の方にお会いできてよかった」と感激。そして、ドラマのオリジナルキャラクター・高野役の三浦友和についても「みんなのよりどころになる駐在さん役の三浦さんとお話させていただけて、近くにも居てもらえるって幸せだなあ」と喜んだ。

湊の言葉を聞いた榮倉は「うれしさと、またその言葉を信じて、頑張っていきたいと思います」、窪田は「本を読んでいても、成瀬は希美の心のよりどころ。この小豆島の撮影が、ドラマの基盤になっていくと思うので、大事に演じていけたら良いなと思います」と意気込みを語り、三浦も「視聴者の目線でNたちの真相を突き止めていきたい」と抱負を述べた。

さらに、高校生役を演じることに不安を感じていた榮倉と窪田は、三浦から「全然、高校生に見えるよ!」とお墨付きをもらうと、「自信を持って頑張ります!」(榮倉)、「暑い中、ブレザーを着て撮影していますが、より一層爽やかに見えるように頑張ります!」(窪田)と、ますます気合を入れていた。

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