千葉県・幕張メッセにて開催中の「東京ゲームショウ2014」のセガブースにて18日、プレイステーション3/4用ゲームソフト『龍が如く0 誓いの場所』のイベントが開催され、総合監督を務める名越稔洋氏、チーフプロデューサーの横山昌義氏、ゲームに登場するセクシー女優9名が登壇した。

前列左から上原亜衣、紗倉まな、名越稔洋氏、横山昌義氏、有村千佳、大槻ひびき、後列左から朝倉ことみ、白石茉里奈、さとう遙希、初美沙希、友田彩也香

今回の『龍が如く』は舞台を1988年に移し、東京・神室町と大阪・蒼天堀の二つの場所で物語が展開し、主人公はシリーズの主人公である桐生一馬と、人気キャラクターの真島吾朗。彼らの若き日のエピソードが描かれるとともに、コンセプトは「金」「暴力」「女」の3つ。中でもすべてを支配するのは金で、桐生は不動産業、真島はキャバレーの支配人として店舗を経営し、それぞれの町を牛耳る5人の実力者と戦っていく。

「いろんな方から、若い桐生の話が見たいという声があった。我々もやりたいと思っていた」という名越氏は、今年『龍が如く』シリーズが10周年を迎えることから「このあたりでけじめのあるプロジェクトをやりたいと思っていた」とも本作の構想を明かす。また、1988年という時代を選んだ理由については「ナンバリングタイトルの中で空白の年だったから」と横山氏は説明し、「桐生がその後"堂島の龍"と呼ばれる理由や、真島がはちきれたキャラになっていく理由が眠っている年。そこをまず描こうと思った」と話している。

「暴力」では、より過激になったバトルが待ち受けており、本作では経験値の概念がなく、バトルで強くなるためには金が必要。不動産業とキャバレーで稼ぐことはもちろん、敵を倒すことで金を手に入れることもできる。1988年という"金があふれていた時代"を象徴するようなゲームシステムとなっている。そしてお色気要素である「女」は、キャットファイトやテレクラなど、当時を思い起こさせるシステムが多数登場し、プレーヤーを楽しませてくれるという。このほかにも横山氏は「当時のゴミ袋のデザインまで再現しました」などこだわりを挙げていた。

イベント終盤には、実際にゲーム内に出演する朝倉ことみ、有村千佳、上原亜衣、大槻ひびき、紗倉まな、さとう遥希、白石茉里奈、友田彩也香、初美沙希のセクシー女優9名が登場。彼女たちは「セクシー女優人気投票」で上位入賞した面々で、キャバクラ嬢やテレクラの相手などさまざまな役どころで登場する。一気に華やかな雰囲気になったステージを見て、横山氏は「かわいいですね。(どこを)見ていいかわからないですね」と本音をぽつり。最後に名越氏が「今後の展開に期待してください」とアピールし、イベントを締めくくった。