千葉県・幕張メッセで18日より開催中の「東京ゲームショウ2014」カプコンブース内の『モンスターハンター4G』試遊コーナーにて、2014年10月11日に発売される『Newニンテンドー3DS』がお披露目された。
『モンスターハンター4G』(以下『MH4G』)の試遊コーナーでは、シングルプレイとマルチプレイの両方が体験でき、クエストには「ドスジャギィ討伐」「ダイミョウザザミ討伐」「セルレギオス討伐」の3種類から選ぶことができる。今回は上級者向けだが『MH4G』のメインモンスターである「セルレギオス討伐」をチョイスし、武器は鬼人強化中に「鬼人連斬」(X+Aボタン)→「鬼人連斬フィニッシュ」(Xボタン)→「斬り上げ」(Xボタン)の新アクションが導入された双剣を選択。結果、大空を飛び回るセルレギオスに翻弄され、刃鱗(じんりん)攻撃で新たな状態異常"裂傷状態"(回避やダッシュ・攻撃で体力が減少)をくらってしまい、状態異常を回復する暇もないほどに苦戦。距離をとりつつの様子を見る余裕もなく、あえなく制限時間を迎えてしまった。
さて、気になる『Newニンテンドー3DS』について。まず、新型の特徴である「裸眼立体視」の3Dブレ防止機能が予想以上に優秀だった。このブレ防止機能は、内側カメラが顔を認識してブレを防ぐ仕組みで、プレイ中わざと画面を傾けても3Dが崩れることなく鮮明な画面を維持することが可能。これならば3Dボリュームを100%にして長時間プレイしても、目の疲れは軽減されるはず。また、ブレ防止機能が後の人を認識して誤動作するとの噂もあったが、絶えずギャラリーが後ろを通りすぎていた会場では、そのような現象は起きていない。また『Newニンテンドー3DS LL』は、従来の『ニンテンドー3DS LL』から7グラム軽量化されているが、数値以上に軽さを実感できる。
そして、もう1つの目玉がA/B/X/Yボタンの左上に備わった「Cスティック」と、背面の「ZRボタン」と「ZLボタン」。まさに、これまでオプションだった拡張スライドパッドが本体に格納されたような作りとなる。特に『MH4G』においては、「Cスティック」がカメラ操作に割り当てられているため使い勝手がよく、目的地への移動やモンスターとの戦いの際の視点切り替えが容易になった。これらとブレ防止機能の相乗効果で、いわゆる"3D酔い"もなくプレイすることができる。
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