「ダイドー働く大人力向上委員会」はこのほど、「ご褒美」が働く大人にどのような効果をもたらすのかを明らかにするため、20代~50代の働く男女800名、および主婦400名を対象に、「ご褒美」に関する意識調査を実施し結果を発表した。調査期間は8月2日~3日。

週1回以上の「セルフご褒美サラリーマン」29.4%

「自分自身にご褒美をあげる頻度」

調査ではまず、20代~50代の働く男女を対象に、自分自身へのご褒美として、日常どの程度「セルフご褒美」をしているのか尋ねたところ、「月に数回(40.6%)」という人が最多で、次に「週1回以上」が29.4%と、働く男女の約3人に1人が週1回以上自分にご褒美をしている「セルフご褒美サラリーマン」であることがわかった。

「日常的にするご褒美は?」

「自分ご褒美」として日常的に購入するもので最も人気が高かったのは、「スイーツ(38.9%)」で、次いで「缶コーヒー(17.1%)」、「衣類・バッグ・靴・時計・アクセサリーなどファッションアイテムを買う(11.3%)」と続いた。男女別では、男性は「缶コーヒー(28.5%)」、女性は「スイーツ(53.8%)」が最多で、男性と女性では「ご褒美」に求めるものに違いがあるようだ。また、「セルフご褒美」の効果については、「気分転換になる(75.1%)」や「仕事へのモチベーションが上がる(48.8%)」といった回答が多かった。ちなみに、働く男女が1ヶ月にかけるセルフご褒美の平均額は18,358円だった。

"献身女子"は、幸福度も人生満足度も高い

「働く女性のご褒美と幸福度・満足度」

次に、働く女性を対象に、パートナーへのご褒美「アゲるご褒美」頻度と、人生の幸福度について調査した結果、「週1回以上」パートナーへご褒美している女性の100.0%が、「幸せ(46.7%)」「どちらかといえば幸せ(53.3%)」と回答した。

さらに、ご褒美と人生満足度に関しても、「週1回以上」パートナーへご褒美している女性は、自分の人生に「満足している(23.3%)」「どちらかといえば満足している(63.3%)」という結果に。パートナーへのご褒美を頻繁にする"献身女子"は、幸福度も人生満足度も高いことが明らかとなった。「パートナーに贈るご褒美には、良好な関係の維持に加えて、贈る側の女性の本能的な欲求を満たし、よりハッピーに、より美しくする効果があると言える」ようだ。

主婦のご褒美1位は断トツ「スイーツ」

「主婦のご褒美実態」

続いて、主婦のご褒美実態について調査した結果、「セルフご褒美」の頻度で最も多かったのは「月に数回(47.8%)」で、これは働く男女より若干多く、次に多かったのは「週1回以上(24.3%)」だった。

主婦の「セルフご褒美」としては、圧倒的に「スイーツ(63.3%)」が人気で、2位は「ファッションアイテム(12.8%)」、3位には「旅行(5.5%)」がランクイン。効果としては、「気分転換になる(79.8%)」、「心に余裕がうまれる(51.0%)」、「前向きになれる(50.8%)」といった回答が多かった。ちなみに、主婦が1カ月にかけるセルフご褒美の平均額は9,953円とのことだ。

今年最もご褒美をあげたい有名人を聞いたところ、男性1位は「羽生結弦(333名中33名が回答)」、女性の1位は「浅田真央(258名中84名が回答)」と、フィギュアスケート選手が独占する結果となった。