2014年10月よりフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」にて放送されるTVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 2』のオープニングテーマに、ロックバンド・凛として時雨の1年7カ月ぶりとなる新曲「Enigmatic Feeling」が起用されることが明らかになった。
凛として時雨は、2012年に放送されたTVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』のオープニングテーマにも起用された「abnormalize」に続き、2作連続で本シリーズのオープニングテーマを担当。メンバーのTK、345、ピエール中野がそれぞれ精力的にソロ活動に従事しているため事実上活動を停止していた同バンドだが、待望の再始動となる。1年7カ月ぶりの新曲となる「Enigmatic Feeling」は、今夜9月19日に最終回を迎える『PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版』(深夜1:20~)内の第2期予告CMで初解禁されるという。
CDは、前作に引き続き期間生産限定盤(2015年3月末まで)と通常盤を発売。期間生産限定盤はスペシャルデジパック仕様となり、CDには『Enigmatic Feeling(TV edit)』が、DVDには『Enigmatic Feeling』のミュージックビデオに加え、アニメのオープニング・ムービーのノンクレジットバージョンが特別収録される。同バンドは、新曲について「バンドとして初のコラボレーションである思い入れの深いこの作品に再び参加出来ること、本当に光栄です。奪われることと奪うことはあまりにも紙一重、この世界だって紙一重です。『PSYCHO-PASS サイコパス』、完璧な世界の中に存在する異常な綻びと得体の知れない感覚。終わりの無い「終わり」の中、透き通った境界線に1つの音を放ちました。どんな色に響くのかとても楽しみにしています」とコメントを寄せている。
TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 2』は、2012年から2013年にかけて放送され、総監督の本広克行氏(『踊る大捜査線』シリーズ)、ストーリー原案の虚淵玄氏(ニトロプラス/『『魔法少女まどかマギカ』『仮面ライダー鎧武/ガイム』)をはじめとする豪華なクリエイター陣によるハイクオリティな作品として大きな話題を呼び、幅広いファンを獲得した近未来SFアニメーションの続編。制作にあたり、新たにシリーズ構成として、『天地明察』などで知られ、『攻殻機動隊ARISE』など手がけたSF描写のトップライター・冲方丁を迎え、さらに完全新作ということで放送前からファンの間で期待が拡大している。この『PSYCHO-PASS サイコパス 2』を経て、今冬には完全新作映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の全国公開が予定されている。