日本マクドナルドはこのほど、3歳~5歳の子供を持つ母親300人を対象に実施した「子供と本のふれあい」についての調査結果を明らかにした。調査期間は9月5日~7日。
まず、子供にプレゼントとしてあげたいものを聞いたところ、「本・絵本・図鑑」(77.7%)と「知育要素のあるおもちゃ」(63.3%)が上位を占めた。「普通のおもちゃ」(24.7%)や「ぬいぐるみ・フィギュア」(19.3%)、「ゲームソフト・ゲーム機」(9.7%)とは大きく差をつけている。
子供に初めて本を読んであげたのは何歳か尋ねたところ、「0歳の頃」が55.0%と過半数を超えた。また、12.0%は「お腹にいる頃」と回答しており、早期から本とふれあわせている熱心な実態がうかがえる。
最近、子供に本を読んであげているか聞くと、週に1回以上読むという回答が69.3%で、そのうちほぼ毎日読んでいるという回答は22.7%だった。
本の読み聞かせは日常的に行われているが、1年前よりは「減っている」と回答した人が半数近くおり、特に4歳、5歳と子供の年齢が上がるにつれ減る傾向にある。理由としては「時間がない」(64.2%)、「子供が自分で読めるようになった」(31.4%)、「子供の関心がTVや動画、ゲームにうつってきた」(23.4%)などが挙げられている。
「子供にもっと本とふれあう機会を与えたいか?」の質問には、母親の97%が「思う」「やや思う」と回答した。理由は「好奇心や想像力を育むのに役立つから」(79.3%)、「知識や見識が広がるから」(69.7%)、「親子のコミュニケーションになるから」(51.4%)と、本を通してさまざまな効果を期待していることがわかる。