Q.最悪だった海外旅行は?

数年前の海外旅行で、お昼ごはんを食べた後に気分が悪くなり、ホテルでぐったりしてしまったことがある。あれは最悪だったなぁ……。今回は、マイナビニュース会員の男女400人に「最悪だった海外旅行の思い出」を聞いてみた。

Q.最悪だった海外旅行は?

■盗難トラブル
・「ひったくりにあった」(40歳女性/建設・土木/事務系専門職)
・「北米旅行で盗難被害にあった」(25歳男性/農林・水/技術職)
・「アジア旅行、目の前でお金を盗まれたから」(27歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「友達がカバンをとられて、数日後に幽霊を見た」(30歳女性/団体・公益法人・官公庁/その他)
・「欧州旅行、どこに行っても観光客目当てのスリだらけで友人がすられてしまった」(34歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

■食べ物が合わない
・「アジアのホテルで食べた食事で下痢になった」(26歳女性/金融・証券/営業職)
・「北米旅行、食べ物が合わなかった」(40歳女性/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「きれいな色のカクテルを頼んで飲んだら、あまりにも甘すぎた」(42歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「脂っこい食事ばかりで胃もたればかりしました」(30歳女性/その他/その他)
・「アジア旅行、生牡蠣で下痢して帰国まで下痢止め飲むことになり、ほかのご飯が食べられなかった」(48歳男性/通信/事務系専門職)

■ホテルでの苦い経験
・「アジア旅行、ホテルが汚かった」(26歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「宿泊先のホテルで火災報知機が作動」(47歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「北米で、モーテルの屋根が薄くとても暑かった」(50歳男性/その他/その他)
・「水道事情がよくなく、シャワーがまともにあびられなかった」(31歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「アジアのホテル、手違いで3人部屋が2人部屋になり、部屋いっぱいにベッドが敷き詰められていた」(35歳男性/情報・IT/技術職)

■旅行中のけが・病気
・「部屋がとても乾燥していて体調を崩してしまった、海外なので病院にも行けず」(22歳女性/通信/秘書・アシスタント職)
・「同行した方が病気になり、病院を探して結果的に徹夜……事なきを得てよかったのですが」(45歳男性/その他/クリエイティブ職)
・「ものもらいになったためエステに行けず、ホテルで医者を呼んでもらい、抗生物質とサングラスで過ごすことに」(41歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「プールサイドで酒を飲んで寝てしまい、起きたら足が太陽でやけど……治るまでに1カ月かかり大変だった」(50歳男性/その他/その他)

■空港・飛行機内で
・「飛行機内で飲んだコーヒーが激マズでした」(37歳女性/電機/技術職)
・「空港で怪しい人間と思われたのか荷物検査をさせられて、バッグの中を全部出させられ、係員が異常に不愛想だった」(52歳男性/医薬品・化粧品/技術職)
・「欧州の空港で重量オーバーし多額の追加料金を求められた……ぎゃーぎゃー騒いだら『もう出て行け』みたいな扱いをされたが、追加料金なしにしてくれたので結局事なきを得た」(30歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「日焼け防止用にほとんど肌を見せていなかったことと、学会発表用のポスターを入れた筒を持ち歩いていたことを不審に思われて、ものすごい剣幕(けんまく)で空港にいた警備員に問い詰められたこと……怖かった」(30歳女性/学校・教育関連/専門職)

■旅行中にケンカ
・「友人と初日にケンカした」(31歳女性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「新婚旅行で空港に着いた瞬間にケンカ」(31歳女性/金融・証券/営業職)
・「アジア旅行中、疲れていたのもあり友達とケンカした」(25歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「欧州旅行で一緒にいた友達と嫌な雰囲気になり、グループが2つに分かれ気まずかった」(28歳女性/食品・飲料/事務系専門職)

■トイレでひと苦労
・「トイレがひどい」(27歳男性/医療・福祉/事務系専門職)
・「トイレが流れない 流し方が日本と違った」(28歳女性/医療・福祉/専門職)
・「アジア旅行、トイレに紙を流せなかった」(25歳女性/医薬品・化粧品/専門職)

■タクシーで……
・「タクシー代をだまされた」(39歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「アジアで乗ったタクシーが超絶荒い運転だった」(27歳女性/建設・土木/事務系専門職)
・「北米で夜タクシーに乗ったが、一言もしゃべってくれなくて怖かった」(31歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)

■その他
・「アジア旅行、歩くとあちこちにでかい虫がたくさんいた」(40歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「現地の人が食事するような屋台にいたら、おじさんに追いかけられた」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「同行予定者にドタキャンされひとりで行く羽目に……予約していた高級レストランやディナークルーズをひとりで体験するのはとても寂しかったです」(33歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「添乗員が地元の人に絡まれている私を置いて次の場所へ行き、英語の話せない友人をひとりで迎えに来させたこと……万が一のことがあったらどうするつもりだったんだといまだに思いっている」(31歳女性/医療・福祉/専門職)

■総評
最悪だった海外旅行の思い出、特に多かったのは、スリやひったくりといった「盗難トラブル」だった。日本人旅行者は特にこうした犯罪者に狙われやすいと言われるが、「10万円入っていた財布をすられた」「旅は最高だったのに帰国日に貴重品類すべてを奪われた」という気の毒な人もいるよう。せっかくの楽しい旅行も、盗難被害にあったら一気に台無し。旅行中は開放的な気分になりがちだが、どんな時でも注意は怠らないようにしたい。

「食べ物が合わない」という回答も多かった。海外旅行の重要ポイントである食事。それがイマイチであれば旅の楽しみも半減だ。「おいしくなかった」だけでも最悪だが、「現地の食事でおなかをこわした」人も少なくないよう。筆者もアジアで食べ物にあたり死にそうな思いをしたことがあり、「2度と行かない」というくらい最悪な思い出となっている。

ホテルに関するコメントも多く寄せられた。一番多かったのは「ホテルが汚い」というもので、「とにかく寝られればよい」という人なら気にならないかもしれないが、きれい好きな人にはかなり苦痛だろう。また、「旅行会社のミスでホテルが予約されていなかった」といったトラブルに見舞われた人もいるようだ。

他にも、新婚旅行で迷子になったことや、旅行中にカメラが壊れて写真が撮れなくなったこと、物売りに後をつけられたことなど様々な旅行にまつわるエピソードが寄せられた。

慣れない土地での旅行にトラブルはつきもの。トラブルの内容にもよるが、羽目を外し過ぎないことがトラブル回避につながる場合もあるので、できる対策としてその国のことを理解してから旅に出るのも大切なことだろう。海外旅行という特別なひととき、楽しい思い出を残していただければと思う。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2014年8月7日~2014年8月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 400名
調査方法: インターネットログイン式アンケート