ライカカメラは16日、ライカMレンズの新製品として、「ライカ ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.」と、「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ASPH.」のシルバーバージョンを発表した。ライカストア、ブティック、ライカ正規特約店で11月に発売する。価格は未定だ。
ライカ ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.
F値がf0.95と明るい焦点距離50mmのライカMレンズ。人間の視野に近い画角で、遠近感やバランスが自然な撮影をサポート。一般的な明るさの照明条件下でも被写体をリアルに描写する。本体色はシルバーでアルマイト仕上げを施した。
主な仕様は、焦点距離が50mm、画角が35mm判で対角約47度/水平40度/垂直27度、ライカM8シリーズで対角約36度/水平30度/垂直20度、レンズ構成が5群8枚(非球面レンズ2枚)、有効撮影距離が1m~、最短撮影距離が35mm判換算で約406×608mm、最大撮影倍率が1:16.9、ライカM8シリーズで約305×456mm、最大撮影倍率が1:16.9、最小絞りがF16、フィルターサイズがE60。本体サイズは最大径が約73mm、全長が約75mm(バヨネットフランジまで)、重量は約770g。
ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ASPH.
適度な広画角と自然なバランスを両立するレンズ。f1.4と明るいため、活用範囲が広い。ブラックモデルに加え、今回シルバーバージョンがラインナップに追加された。
主な仕様は、焦点距離が35mm、画角が35mm判で対角約63度/水平54度/垂直37度、ライカM8シリーズで対角約49度/水平42度/垂直28度、レンズ構成が5群9枚(非球面レンズ1枚)、有効撮影距離が0.7m~、最短撮影距離が35mm判換算で約418×626mm、最大撮影倍率が1:17.4、ライカM8シリーズで約313×470mm、最大撮影倍率が1:17.4、最小絞りがF16、フィルターサイズがE46。本体サイズは最大径が約56mm、全長が約46mm(バヨネットフランジまで)、重量は約320g。