独ライカカメラは16日(現地時間)、ライカTカメラシステム用ニューレンズとして、広角レンズ「ライカ スーパー・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/11-23mm ASPH.」と、望遠レンズ「ライカ アポ・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/55-135mm ASPH.」を発表した。発売は2015年の予定。

ライカ スーパー・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/11-23mm ASPH.

ライカ スーパー・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/11-23mm ASPH.

35mm判換算で約17mm~35mmとなる焦点距離の広角ズームレンズ。ライカTバヨネットマウント対応で、本体は高級感のあるブラックアルマイト仕上げ。広域撮影で優れた鮮明度を発揮する。

主な仕様は、焦点距離が11~23mm(35mm判換算で約17mm~35mm)、画角が11mm時で対角約103度/水平93度/垂直70度、23mm時で対角約65度/水平56度/垂直39度、レンズ構成が11群14枚(非球面レンズ4枚)、有効撮影距離が0.2m~、最短撮影距離がワイド端で約230×153mm、最大撮影倍率が1:9.7、テレ端で約127×85mm、最大撮影倍率が1:5.4、最小絞りがF16、フィルターサイズがE67。本体サイズは最大径が73mm、全長が77mm(バヨネットフランジまで)、重量は368g(ともにレンズフードなし)。

ライカ アポ・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/55-135mm ASPH.

ライカ アポ・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/55-135mm ASPH.

35mm判換算で約80mm~200mmの焦点距離となる望遠ズームレンズ。ポートレート撮影やスポーツなどのアクションを撮影するのに適している。ライカTバヨネットマウント対応で、本体は高級感のあるブラックアルマイト仕上げ。

主な仕様は、焦点距離が55~135mm(35mm判換算で約80mm~200mm)、画角がワイド端で対角約28度/水平24度/垂直16度、テレ端で対角約12度/水平10度/垂直7度、レンズ構成が10群12枚(非球面レンズ1枚)、有効撮影距離が1m~、最短撮影距離がワイド端で約403×268mm、最大撮影倍率が1:17、テレ端で約188×125mm、最大撮影倍率が1:8.0、最小絞りがF16、フィルターサイズがE52。本体サイズは最大径が68mm、全長が110mm(バヨネットフランジまで)、重量は500g(ともにレンズフードなし)。