全国各地で順次開催されているniconicoのユーザーイベント「ニコニコ町会議 全国ツアー2014」の第9カ所目が、9月13日に栃木県日光市鬼怒川温泉で開催された。今回の町会議は、地元の夜祭り「栃木県鬼怒川温泉 月あかり花回廊」と併催されたもので、会場来場者は約4,000人を記録。ニコニコ生放送で放送された全番組の合計視聴者数は約17万7,000人にのぼった。
「ニコニコ町会議」は、千葉県・幕張メッセで例年開催されている超巨大イベント「ニコニコ超会議」の地方出張版として、ニコニコの人気コンテンツを各地域のお祭りと連携した形で展開していく移動式イベント。2014年は7月19日の長野県須坂市を皮切りに、全国10カ所/追加公演2カ所での開催が決定している。
今回の町会議は、鬼怒川温泉の夜を彩る「月あかり花回廊」が始まる前の12時に開幕。オープニングには日光市市長の斎藤文夫氏が登壇し、「心から歓迎申し上げます。鬼怒川温泉では、ワールドクラスの観光資源、ワールドクラスのおもてなし、ワールドクラスの満足感を得ることができます。世界の日光を楽しんでいってほしいと思います」と挨拶。日光市のゆるキャラである鬼怒太(きぬた)くんと共にテープカットを行い、町会議の開会を宣言した。
当日の実施企画の中でも、ニコニコ生放送のコメントがもっとも沸き立ったのは、"美人すぎる書道家"であり日光市観光大使としても活躍する涼風花さんが登場した場面。ユーザーからの「美人だなー」「めっちゃきれいいいい」といったコメントに、「人前に出るのは苦手です」と照れながらも、しっかりと地元の名物などをアピールした。さらに、涼風花さんによる書道パフォーマンスが行われると、その豪快かつ繊細な筆さばきに、会場は大興奮。ニコ生視聴者からも「かっけぇwwww」「めっちゃかっけぇ」「めちゃいい字だなw」「字で鳥肌立ったの初めてだわ」など絶賛のコメントが寄せられていた。
これらの企画と並行して、ニコ生ではリポーターによる鬼怒川温泉めぐりも放送。さらに、HACHIYAのバームクーヘンや、鬼怒川ラインくだり体験、鬼怒川温泉餃子祭りや東武ワールドスクエアなどが紹介されると、視聴者からは「日光いいところだなあ」といったコメントが数多く書き込まれた。
そしてエンディングでは再び斎藤市長が登場し、「鬼怒川が盛り上がって、皆さんもまた来たいと(言ってくれました)。涙が出るほど嬉しかったです。すべての人に感謝御礼申し上げます」とコメント。ニコニコ町会議は大盛り上がりの中、19時から始まる「月あかり花回廊」にバトンタッチする形で幕を下ろした。