独ライカカメラは16日(現地時間)、開放F値がF2.4の「ライカ ズマリットM」レンズを発表した。焦点距離が35mm・50mm・75mm・90mmの4モデルに、ブラックとシルバーの2色を用意する。ライカストア、ブティック、ライカ正規特約店で10月以降に順次販売する。価格は未定だ。
ライカ ズマリットM f2.4/35mm ASPH.
焦点距離が35mmのオールラウンドレンズ。軽量・コンパクトな本体はアルマイト仕上げで高級感を出し、今回発表のレンズ群では唯一、非球面レンズを採用している。
主な仕様は、焦点距離が35mm、レンズ構成が4群6枚、絞り羽枚数が9枚、最短撮影距離が0.8m、フィルターサイズがE46。本体サイズは最大径が52mm、全長が32mm(バヨネットフランジまで)、重量は197g。
ライカ ズマリットM f2.4/50mm
さまざまなシーンで活躍する焦点距離50mmのレンズ。人間の視野と見た目に近い画角によって、自然な遠近感で撮影できる。イメージフィールドの平面性と色補正に優れ、コントラストも高い。本体はアルマイト仕上げ。
主な仕様は、焦点距離が50mm、レンズ構成が4群6枚、絞り羽枚数が9枚、最短撮影距離が0.8m、フィルターサイズがE46。本体サイズは最大径が52mm、全長が33mm(バヨネットフランジまで)、重量は190g。
ライカ ズマリットM f2.4/75mm
Mレンズの中でも本体がコンパクトな焦点距離75mmのレンズ。優れた描写力を持ち、前モデルと比べて最短撮影距離が70cmと短くなっている。「ライカ ズマリットMf2.4/35mm ASPH.」と組み合わせることで、あらゆる状況での撮影に対応できる。本体はアルマイト仕上げ。
主な仕様は、焦点距離が75mm、レンズ構成が4群6枚、絞り羽枚数が11枚、最短撮影距離が0.7m、フィルターサイズがE46。本体サイズは最大径が55mm、全長が60.5mm(バヨネットフランジまで)、重量は325g。
ライカ ズマリットM f2.4/90mm
コンパクトで操作性に優れる焦点距離90mmのレンズ。高い光学性能を備え、最短撮影距離が前モデルと比べて短くなり、90cmとなっている。本体はアルマイト仕上げ。
主な仕様は、焦点距離が90mm、レンズ構成が4群5枚、絞り羽枚数が11枚、最短撮影距離が0.9m、フィルターサイズがE46。本体サイズは最大径が55mm、全長が67mm(バヨネットフランジまで)、重量は346g。