独ライカカメラは16日(現地時間)、「Photokina 2014」にてレンジファインダーカメラ「ライカM Edition 60」を発表した。「ライカM」の誕生60周年記念モデルで、600台の限定生産となっている。ライカストアおよびブティックで10月以降に順次販売する。価格は未定だ。

ライカM Edition 60

ライカM Edition 60は、「ライカM」の誕生60周年を記念した特別モデルで、レンジファインダー式デジタルカメラの最新モデル「ライカM-P(Typ240)」と交換レンズ「ズミルックスM f1.4/35mm ASPH.」がセットになっている。「001/600」から「600/600」までのシリアル番号がボディとレンズに、「LEICA 60」「LEICA CAMERA WETZLAR」の刻印がカメラボディに施された特別エディションだ。Audiのデザインしたカメラプロテクターも付属する。

ライカM-Pは、デジタルカメラでありながらシャッタースピード、絞り、フォーカシング、ISO感度など、写真撮影に必要な最低限の機能だけに集中することを意図したモデルだ。一般的なデジタルカメラに搭載されている背面のディスプレイをあえて排し、ISOセレクターダイヤルを背面に設置。また、撮影画像はRAW画像データとしてDNG形式でのみ保存される。