京阪電気鉄道は10月4日から11月30日までの土休日、京阪線で「秋の特別ダイヤ」を設定する。京橋~七条間をノンストップで運転する快速特急「洛楽」を運行するなど、京都方面への行楽に便利なダイヤとなる。

快速特急「洛楽」

快速特急「洛楽」は、春・秋の観光シーズンに運行している行楽や観光での利用を想定した列車。「秋の特別ダイヤ」では、午前の京都方面行を春の運転時の3本から5本へ、午後の大阪方面行を前回の2本から5本へとそれぞれ大幅に増便。ノンストップ区間の京橋~七条間の所要時間も従来の約40分から35分へ短縮し、利便性と速達性をさらに向上させる。

このうち、京都方面行の一部の「洛楽」は、比叡山、鞍馬・貴船、大原の各方面への連絡列車となる。淀屋橋駅9時0分発快速特急「洛楽」は、出町柳駅10時7分発の叡山電車八瀬比叡山口行「きらら」に連絡する「比叡山連絡 洛楽」として運転。淀屋橋駅10時0分発快速特急「洛楽」も、出町柳駅11時0分発の叡山電車鞍馬行「きらら」に連絡する「鞍馬・貴船連絡 洛楽」として運転される。

また、淀屋橋駅9時30分発快速特急「洛楽」は、出町柳駅10時35分発の京都バス大原行「特急バス(途中、八瀬駅前のみ停車)」に連絡する「大原連絡 洛楽」として運転する。

「秋の特別ダイヤ」ではその他、昼間時間帯の急行・準急・普通の基本運転パターン変更や一部時間帯の各駅列車発着時刻変更などを実施する。詳しい変更点は同社公式サイトにて案内されるほか、9月25日から各駅で配布するポケット時刻表にも記載される。