女優の菅野美穂と俳優の小泉孝太郎が、ディズニー最新作『ベイマックス』(12月20日公開)で、ディズニー声優に初挑戦することがこのほど、明らかになった。

上は菅野美穂と演じるキャス、下は小泉孝太郎と演じるタダシ

本作は、両親を亡くし、兄タダシも謎の事故で亡くしてしまった天才少年ヒロと、心とカラダを守るために作られたケア・ロボット"ベイマックス"が繰り広げる感動アドベンチャー。菅野は、亡き両親に代わり甥っ子のヒロとタダシに無条件の愛情を注ぐ、母親代わりの女性・キャスを演じる。面倒見がいい姉御肌だが、問題ばかり起こす2人の扱いには手を焼いていたキャス。タダシの死後は、ヒロの喪失感を埋めようと明るく接し続ける。

そして、ヒロの兄・タダシを演じるのは、自身も弟を持つ小泉孝太郎。優しく誠実な21歳の青年・タダシは、両親を失って以来、弟ヒロを何よりも大切に守ってきた。また、ヒロが天才的な頭脳を発揮できるよう正しい道に導くのもタダシの役目だった。そんなヒロにとって最愛の存在だったタダシは、謎の事故で死んでしまい、タダシが開発した"ベイマックス"が、兄の死に傷ついたヒロの心をケアしようと寄り添う。

キャス役の菅野は「ベイマックスが、東京と似た風景の中で、どんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみです。声のみでの演技で難しいと思いますが、新鮮な気持ちで演じられたらと思います」と意気込みを表現。小泉は「タダシが世の中の幸せを願って開発したベイマックスという存在に、大きなスケールを感じました」と語り、「彼がベイマックスに込めた思いや深い愛情を伝えられるよう、頑張りたいと思います」と意欲を見せている。

菅野と小泉の声優決定を知ったドン・ホール&クリス・ウィリアムズ両監督も「キャスとタダシのイメージにピッタリだね!」と太鼓判。「日本へは特別な想いがあるし、美穂と孝太郎の日本語版を楽しみにしてるよ。東京国際映画祭で彼らに会いたいね!」とラブコールを送っている。

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