説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『できるだけ早く「iOS 8」にアップデートする方法は?』という質問に答えます。
日本時間の9月10日に開催されたAppleの新製品発表イベントでは、「iOS 8」の提供開始時期も明らかにされました。提供開始日は米国時間の9月17日、対象のiPhoneはiPhone 4SとiPhone 5、iPhone 5s、iPhone 5cです。更新ファイル(アップデータ)はオンライン経由で配布され、アップデート作業はパソコンと接続してiTunes経由で行うか、iPhone単独でワイヤレス経由(On The Air)で行います。
具体的にいつアップデータの配布が始まるかですが、前回のiOS 7のときは米国時間の9月18日と発表され、ここ日本でアップデータが入手可能になったのは日本時間の9月19日午前2時頃でした。米国はサマータイム期間ですから、米国西海岸と日本の時差が16時間あることを考慮すると、Apple本社では9月18日の朝10時に公開したということになります。
この朝10時というタイミングは、例年踏襲されているようです。過去のメモで調べてみたところ、2009年6月公開のiPhone OS 3がそうでしたし、2010年6月公開のiPhone OS 4改めiOS 4も、米国西海岸時間で朝10時の公開でした。
9月17日公開予定のiOS 8についても「朝10時ルール」が適用される可能性大と考えられます。ということは、米国西海岸より16時間進んでいる日本では翌日の午前2時、9月18日の午前2時からiOS 8アップデータを入手できることになります。OTAアップデートを行うのなら、その時間に「設定」の「一般」にある「ソフトウェアアップデート」を開くと、アップデータが配布開始され次第ダウンロードできるはずです。