XeonもHaswellベースに
Intelの新型Xeonプロセッサとして「E5-2600 v3」シリーズが登場、発売が開始された。「Haswell-EP」と呼ばれていたサーバー向けCPUで、前世代「E5-2600 v2」シリーズの後継モデル。コア/スレッドが最大12コア/24スレッドから同18コア/36スレッドに強化されたほか、対応メモリがDDR3からDDR4に変更となっている。
ソケットはデスクトップ向けの「Haswell-E」と同じくLGA2011-v3。今回、入荷した中での最上位モデルは「E5-2697 v3」で、主なスペックは14コア/28スレッド、2.6/3.6GHz(定格/ターボ時)、145Wとなる。価格は301,000円~313,000円前後だ。
なおBUY MORE秋葉原本店では、12コアの「E5-2690 v3」を2way構成にしたデモ機を用意、48スレッドの動作を披露していた。マザーボードにSupermicro製の「X10DRi」、メモリにセンチュリーマイクロ製のレジスタードDDR4-2133 64GBを搭載したもので、価格は67万円ほどになるという。
X99チップセットのR.O.G.マザー
ASUSの「RAMPAGE V EXTREME」は、R.O.G.シリーズに属するX99搭載マザーボード。すでに発売中の「X99-DELUXE」と同じく、LGA2011-v3にピンを追加した独自の「OC Socket」を搭載するのが大きな特徴だ。IntelチップのGbEを搭載するほか、お馴染みの「OC Panel」など付属品も豪華。フォームファクタはE-ATXで、価格は60,000円前後だ。
また廉価版の「X99-A」も発売となっている。"廉価"とは言っても34,000円前後なのだが、ASUSから出ている3モデルの中では一番安く、コストパフォーマンス重視なら悪くない選択だ。3wayのSLI/CrossFireをサポートするほか、高速(32Gb/s)なM.2ソケットや、前述の「OC Socket」も搭載している。