リコーイメージングは11日、同日に発表した防水仕様のアクションデジタルカメラ「RICOH WG」シリーズと共通のデザインコンセプトを採用したという、10気圧防水でタフな腕時計「WG Watch」を発表した。ベースカラーはブラックで、差し色の違いでオレンジ、ブルー、ブラックの3色バリエーションで展開する。10月中旬より発売し、税別価格は37,000円。
デジタルカメラのRICOH WGシリーズと同様、アウトドアを強く意識しており、「アウトドアファッションを楽しめるツールとして、日常のライフスタイルでも身に着けていただきたい」とするオリジナルデザインの腕時計。
時計の製造販売で実績があるリコーエレメックスが製造を行い、デザインは歴代のWGシリーズデジタルカメラを手がけたデザイナーが担当した。これによりデザインを細部まで具現化し、カメラとのコーディネートも楽しめる一体感のあるデザインに仕上げたとしている。
時計の文字板、裏ぶた、バンドに「WG」のロゴをあしらい、シリーズ共通の本体カラーを採用。文字版はアナログ針とデジタル表示のコンビネーションタイプで、LEDデジタル表示では時刻と日付のデュアルタイムを確認できる。
ケースとバックル、りゅうずは、グレーイオンプレーティング仕上げのステンレス製で、ガラスはサファイアガラスだ。バンドにはNATOタイプのナイロンバンドを採用し、水洗い可能で服の上からでも巻けるようになっている。
アウトドアシーンで役立つLEDライト(白色LED×2灯)を搭載しており、音を出せない環境で便利なバイブレーションアラーム機能も装備。そのほか、2099年までのフルオートカレンダー、ストップウオッチ(1/100秒・60分計測)といった機能を備える。
電源は内蔵バッテリーで、フル充電時の駆動時間は約1カ月。充電は専用充電器を使い、時計本体を専用充電器の上に置くだけで充電できる非接触型の電磁誘導充電方式を採用している。ケースサイズは横43×縦48×厚み14.3mm(りゅうず含まず)、ガラス径は32mm、重量は約84g。