俳優の伊勢谷友介らが13日、都内で行われた映画『るろうに剣心 伝説の最期編』の初日舞台あいさつに出席した。
イベントには伊勢谷をはじめ、佐藤健、藤原竜也、武井咲、青木崇高、神木隆之介、江口洋介、大友啓史監督が出席。それぞれにマイクが渡され、登壇者が順にあいさつしていく中、伊勢谷のマイクに声が入らず、場内からはざわめきと共に笑いが起こった。隣の藤原から代わりのマイクを受け取ると、伊勢谷が演じた四乃森蒼紫が二刀流の使い手であることから共演者から「二刀流(笑)」の声。しばらくの間があったため、気まずいムードか…と思いきや、伊勢谷は2本のマイクを掲げながら「どうも、二刀流の伊勢谷友介です。本日はお集まりいただきありがとうございます!」と元気よくあいさつ。会場からはどっと笑い声が起こり、拍手と喝采に包まれた。
現場でもムードメーカーだったという伊勢谷。この日も絶好調で、青木に「京都でもスタンプラリーみたいなのを、走ってやってたね」と振ると「ご集印帳です!」と突っ込まれ、神木の芸歴が長いという話題には「一番腹黒いのは自分だよね?」と乗っかり、神木を「いやいやいや…」と困らせた。また、そんな神木に「やせたよね、ちょっとこのへんスッキリした感じ」と『笑っていいとも!』でのタモリのようなノリで体重トークをはじめ、青木から「それ、あとでもいいかな!」と再び突っ込まれていた。
シリーズ第2弾となる本作は、漫画家・和月伸宏氏の『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作に、「京都大火編」と「伝説の最期編」の2部作で描かれる物語。佐藤が主人公・緋村剣心を演じ、2012年夏に公開された実写映画第1弾の前作『るろうに剣心』は、興行収入30.1億円を超えるヒットを記録した。8月1日に公開スタートした「京都大火編」も興行収入45億円を超えるヒット。それまで今年の邦画実写で1位だった『テルマエ・ロマエII』の記録を塗り替えた。