スターバックス コーヒー ジャパンは12日、鳥取県の第1号店を来年の初夏にオープンさせることを明らかにした。国内で唯一出店がなかった鳥取県への出店が決定したことに、ネット上ではさまざまな声が挙がっている。

スターバックス コーヒーの鳥取第1号店イメージ

同社によると、ドライブスルーを併設した鳥取県第1号店は、JR鳥取駅の南側に建設され、ショッピングの合間や通勤通学の途中など、さまざまなシーンにおいて、幅広い年代の客層に利用してもらえることを想定しているという。

2013年3月に島根県にスターバックスが初出店して以降、鳥取県は国内で唯一、スターバックスの"空白地"となっていた。それから約1年半して飛び込んできた「鳥取初出店」のニュースは、多くのスターバックスファンに驚きと喜びを与えたようだ。Twitter上には

「ついに鳥取県にもスタバができるのね、しみじみ」

「スターバックスが鳥取県にできると!! これで47都道府県制はだそうな!! 松江の店舗を超える列できるかなー」

「スタバ出店のトリを務めたのは鳥取県というお話し。 スタバはなくとも「スナバ(砂丘)」は前からあったぞ、というオチもついてます(お後がよろしいようで)」

「かつて、鳥取県から一番近いスタバは羽田空港、ってジョークがあったけど、何はともあれ、鳥取県の皆さん、おめでとう! 2015年の出店だから、まだちょっと先だけど…」

「今ニュースでしてたけど、本当に鳥取にスタバが出来るんだってさ! 場所も決定して、ドライブスルーもつけるんだってさ」

などの声が挙がった(すべて原文)。

一方で、「スタバ最後の砦たる鳥取が…。あの純真素朴な鳥取美女たちがショートラテ片手にMacと自己啓発本広げるのかと思うと、余りある喪失感に気絶しそう」(原文)など、"最後の未開の地"への進出を惜しむ意見もわずかながら見られた。

とはいえ、今回の鳥取県進出による、「47都道府県制覇」に多くのスターバックスファンが喜んでいることは間違いなさそうだ。国内で1,000店舗を超えるスペシャルティ・コーヒー・チェーンが、"ラストフロンティア"へ初お目見えとなるのは、2015年の夏の予定だ。