スターバックス コーヒー ジャパンは12日、鳥取県の第1号店を来年の初夏にオープンさせることを明らかにした。国内で唯一出店がなかった鳥取県への出店が決定したことで、1996年の日本第1号店(銀座)より足掛け約20年で、47都道府県すべてにスターバックス店舗が出店することになる。
同社によると、鳥取県第1号店はJR鳥取駅(鳥取県鳥取市)の南側に建設される。ドライブスルーを併設し、ショッピングの合間や通勤通学の途中など、時間帯を問わずにさまざまなシーンにおいて、幅広い年代の客層に利用してもらえることを想定している。地域コミュニティーとのつながりを大切にするため、建材の一部に鳥取県産の木材を用いることも予定しているという。
同社の代表取締役最高経営責任者である関根純氏は、「鳥取県の皆さまの『サードプレイス(家庭・職場・学校に次ぐ第三の生活拠点)』として愛されるよう、一杯一杯心のこもったコーヒー・サービスを提供し、地域に根ざした店舗作りを目指していきます」とコメントしている。
1号店は、鳥取県鳥取市東品治町111-6他に建設し、座席数は70席(店内50席、テラス席20席)、営業時間は8時から23時を予定しているとのこと。開店時期は来年初夏を見込んでいる。