ニコンイメージングジャパンは12日、単3形電池×2本で駆動する小型軽量のスピードライト「SB-500」を発表した。9月25日に発売する。希望小売価格は30,000円(税別)。
通常のスピードライトの機能に加え、動画撮影をサポートするLEDライトを搭載するスピードライト。明るさは100ルクスで、3段階の光量切り替えが可能だ。拡散板も装備するので、光を和らげてのライティングも行える。照射距離は1mまで。
照射部は上方向90度 / 左右方向360度(片側180度)まで可動させてのバウンス撮影が可能。上方向は60 / 75 / 90度の角度で固定でき、左右方向は30 / 60 / 75 / 90 / 120 / 150 / 180度で固定できる。同社の一眼レフカメラ「D810」「D750」が搭載する発光色温度情報伝達機能にも対応。ライトの色温度を自動でカメラに伝達して最適なホワイトバランスを設定できる。
ガイドナンバーは「24」で、発光モードはi-TTL調光モードとマニュアル発光モードに対応。独自のスピードライトシステム「ニコンクリエイティブシステム(CLS)」に対応しているので、複数のスピードライトを使った増灯撮影でもワイヤレスでの自動調光を行える。
照射角は、FXフォーマットで24mmレンズの画角を、DXフォーマットで16mmレンズの画角をカバー。調光範囲(i-TTL時)は0.6~20m。本体サイズは約W67×D70.8×H114.5mm、重量は約226g(本体のみ)。