日本サムスンの販売特約店であるITGマーケティングは12日、SATA3.0(6Gbps)に対応した2.5インチ7mm厚SSDの新製品「Samsung SSD 845DC」シリーズを発売した。データセンター向けながら一般販売もされる。価格はオープン。店頭予想価格は、Samsung SSD 845DC PROの400GBが100,000円、800GBが189,000円、Samsung SSD 845DC EVOの240GBが33,000円、480GBが66,000円、960GBが127,000円。

「Samsung SSD 845DC」シリーズ

Samsung SSD 845DC PROは、NANDフラッシュメモリのセルを垂直方向に重ねた3D V-NAND(2bit MLC)を採用。高負荷なワークロードの書き込みを多用するアプリケーションで高い性能を発揮し、最も要求の厳しいデータセンターの用途に適している。

Samsung SSD 845DC EVOのNANDフラッシュは、Samsung 19nm Toggle 3bit MLC NANDフラッシュで、ランダムリード/ライト性能を重視。読み出しを多用するWebサーバー、電子メールサービス、検索エンジンなどの用途に適しているという。

両シリーズとも、アドバンスドECCエンジンによるリアルタイムでのエラー訂正、内蔵コンデンサの電力を用いたデータ損失防止、70度以上の高温環境になるとデータ転送速度を落として熱暴走とデータ破損を防ぐ「ダイナミックサーマルガード」といった機能を備える。

本体サイズはW(69.85±0.25)×D(100.20)±0.25×H(6.80±0.20)mm、重量はSamsung SSD 845DC PROが最大65g、Samsung SSD 845DC EVOが最大63g。その他の主な仕様とパフォーマンスは下図を参照。

Samsung SSD 845DC PRO

Samsung SSD 845DC PRO EVO