人事、福利厚生、資産運用などにおけるサービスを提供するグローバル・コンサルティング・ファームのマーサーは10日、「年間祝祭日数世界ランキング」を発表した。
同調査結果は2013年上半期に各地域のマーサーコンサルタントによって集計されたもの。なお、データには注記がない限り祝祭日に土日は含まれず、祝祭日の定義については、各国の慣習により違う場合があるとのこと。
祝祭日が最も少ないのはメキシコ
調査の結果、世界一祝祭日の日数が多いのはコロンビアとインド(18日)であった。2位はタイ、レバノン、韓国の16日、日本はアルゼンチン、チリ、フィンランドと同率3位の15日であった。
祝祭日の日数が少ないのはメキシコ(7日)、オランダ、イギリス、ハンガリー(共に8日)であった。
地域ごとに見ると、アジア太平洋地域ではインド、コロンビアが18日で最多、オーストラリアが9日で最小であった。欧州、中東、アフリカ地域においては、英国、ハンガリー、オランダの祝祭日が8日と最も少なく、フィンランドが15日と最も祝祭日が多い国という結果になった。
中欧と東欧では、トルコが14.5日で最多、セルビアとルーマニアが9日で最小であった。中近東及びアフリカ地域は、アラブ首長国連邦(UAE)が最も少ない9日、モロッコが最多の14日となった。
南北アメリカは、コロンビアが調査対象国中最多の18日で、メキシコは調査対象国中で最も少ない7日であった。
年間祝祭日数ランキング
1 インド・コロンビア (18日)
2 タイ・レバノン・韓国 (16日)
3 日本・アルゼンチン・チリ・フィンランド(15日)
4 トルコ(14.5日)
5 インドネシア・マレーシア・フィリピン・ロシア
ベネズエラ・モロッコ・マルタ・スペイン(14日)
6位以下の結果は同社Webページより確認できる。