米Qualcommは9月10日(香港時間)、エントリー端末向けプロセッサSnapdragon 210を発表した。Snapdragon 210では エントリー向け端末で初となる3G/LTEマルチモード接続、LTE-Advanced カテゴリ4、LTE Broadcast、LTEデュアルSIMをサポートする。
ARM Cortex A7(最大1.1GHz)とAdreno 304 GPUを内蔵したSoC。4G LTE-Advancedに加え、LTE FDD/TDD、WCDMA(3C-HSDPA、DC-HSUPA)、CDMA1x、EV-DO Rev.B、TD-SCDMA、GSM/EDGEをサポート。カメラは最大8メガピクセル、ディスプレイは最大720pに対応し、1080p HD動画の再生も行える。IEEE802.11nやBluetooth 4.1、NFCもサポート。製造プロセスは28nm。
同社は合わせて、Snapdragon 210およびSnapdragon 410を搭載したタブレットのリファレンスデザインも公開した。同SoCを使用した製品は、2015年前半に発売される予定。