パイオニアは9月11日、100W×4・ブリッジャブルパワーアンプ「GM-D1400」を発表した。発売は9月下旬で、希望小売価格は15,000円(税別)。

「GM-D1400」

GM-D1400は、MOS-FETを集積したClass D回路を採用するブリッジャブルパワーアンプ。4チャンネルのパワーアンプだが、2つのチャンネルを1つにまとめることで、2倍の出力にすることが可能だ。定格出力は45W×4(4Ω、2Ω)/90W×2(4Ω)、最大出力は100W×4(4Ω、2Ω)/200W×2(4Ω)。周波数特性は10Hz~40kHz(+0dB、-3dB)で、S/N比は90dBとなっている。

サイズはW181×D64×H38mmとコンパクト。消費電流は15Aだが、大音量時の過電流を抑える過電流制御回路を搭載しており、コンソール内から電源を取ることが可能だ。これにより、コンソール内や運転席周辺に手軽に設置することができる。ヘアライン加工を施したブラックアルマイトのヒートシンクを採用するなど、見える場所へ設置するためのデザイン性も考慮されている。

入力は、ラインレベルとスピーカーレベルの両方に対応。入力レベルは自動での切り替えに対応。メインユニットのスピーカー出力に接続した場合には、メインユニットの起動後に、GM-D1400を自動起動することも可能だ。

ローパスフィルターとハイパスフィルターを内蔵。カットオフ周波数はいずれも80Hz。4チャンネルのうち2チャンネルで左右のスピーカー、残りの2チャンネルでパッシブタイプのサブウーファーをドライブすることもできる。